韓国旅行|下関~帰路につく

日本海上→関西(1)

東海市、湫岩。寂しいのに、とても居心地の良い土地だった。


写真

(使用機材) SONY α700 + Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA (SAL1680Z)


16日目 日本海上→関西(1)

今、JRに乗っている。日本である。車窓からの眺めは整然としていて美しい。田畑も山も道路も家も、隈なく管理が行き届いている。あらゆるところに緑が存在し、菜の花や梅の花が頻繁に窓の外を流れる。人々は規則を守り、周囲に配慮して行動する。

久々に帰ってくると、当たり前のことに感動する。さて、旅を振り返る時間が欲しかったので、青春18切符を使ってゆっくりと家へ向かうことにした。

フェリーでは、たまたま同じ部屋になった留学生のジョンユルさんと深夜2時過ぎまで話をした。日本人の考え方、韓国人の考え方・・・一見不可解に思える行動も、それぞれに筋の通った理由があるものだ。この2週間で感じたことも含めて、そんな内容の会話になったが、今回の旅を改めて整理してみると率直に言って予想していたよりも得るものが多かった。

出発前は、思うように言葉も通じず表面的文化の渡り歩きになる可能性もあることを覚悟していたが、コミュニケーションツールとして写真が大きな役割を果たした。

ただ、シャッターを切りさえすれば良いというものではなく、場合によっては逆に相手との間に壁ができてしまうこともあり、諸刃の剣を使いこなす難しさを痛感したのも事実である。そんななか、

「では、得たものとは何か。」

そう聞かれれば、実は、箇条書きに出来るようなハッキリとしたものはない。だが、漠然としていながらも自分自身にとって非常に大きな一歩になったと確信している。それは、

「これで行ける…」

という自信である。まだまだ言葉も写真も全然修行が足りないし、方針として改善すべき点も多数ある。それでも、韓国語の教材を初めて手にとって以来10年近くになるが、ようやく両国の本来あるべき関係へ向かわせるべく小さな力を添えるには、こうすれば良い・・・というのが現実的感覚として掴めた。大雑把かつ簡単に例えると、旅のあいだ何度も、客ではなく友あるいは家族のように接してもらえたことが、それに近い。



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