ハングル講座(韓国語講座)初級編|勉強サイト


第0章 ハングルってなに?

0-2. 「ハングル」の意味

ハングルは日本でいう平仮名や片仮名にあたるものだと思ってもらえばいいかと思いますが、ハングルの「グル」というのは仮名(文字)という意味です。

つまり、ハングル文字と言う人がいますが、よく考えるとあれは変ですね。「ハン文字文字」になりますから。そんなことはどうでもいいのですが、問題なのは「ハン」の方です。「平」でも「片」でもなく「偉大な」という意味があるそうです。これは有名な(というか韓国語を勉強すると一度は聞かされる)話なのですが…。

むかーしむかし(朝鮮王朝時代)、朝鮮半島に世宗大王という国王がおったそうな…。その王様は漢字を使っていた自分の国に独自の文字を作ろうと考えたのじゃ…。世宗大王は誰にでもわかるような新しい文字を作るようにと家臣に考えさせて…、出来上がったのが「利口な者なら半日で、馬鹿でも三日で覚える」という簡単で単純なつくりの文字じゃった…。大王はこれを気に入り、偉大な文字と名付けたそうな…。めでたしめでたし。(終わるの早っ。)

(注):正確に言うとハングルが作られた当時は「訓民正音」と呼ばれていた。

昔話風に作ろうと思ったんですが…、下手ですね~。えっと、要はですね、ハングルは14世紀ごろに意図的に作られた文字だということです。なぜ、利口な者なら半日で、馬鹿でも三日で覚えることができるかといいますと、実は文字を見て発音が連想できるんです。そのあたりを意識しながら、これから一つ一つ見ていきましょう。

ちなみに世宗大王は韓国の最高額紙幣である一万ウォン札に使われています。私も良く知りませんが日本に例えると聖徳太子のような人物なのかもしれませんね。それではもっと具体的なお話に進みましょう。

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