ハングル講座(韓国語講座)初級編|勉強サイト


第8章 実践練習

8-0.専門用語と外来語が韓国語解読の鍵 [1]

実践練習の前に、まず心得ておくべきことがあります。当然のことですが、何か韓国語の文章を読もうと思うと、あるいは韓国語で話をしようと思うと、その話題に関する専門用語を知っておく必要があります。場合によっては、いくら基本的な単語を覚えていても話の内容がさっぱり分からないこともあり得ます。どのような専門用語を覚えれば良いかと聞かれても、人それぞれ興味を持っている分野が違うので、ここではその話には触れません。

しかし、ほとんどの話題に共通して言えることは、外来語が出てくるということです。日本語と同様、韓国でもやはり英語をそのまま発音して使う単語が多数あります。そのためには、第6章第4節で少し触れましたが、"Konglish"に慣れる必要があります。特徴としては、"Japanglish"よりも本物の英語に近い発音に聞こえます。大部分の単語は文字を見て発音してみれば、なんとなく分かりますが、中には日本人には分かりにくい発音をする場合もあるので要注意です。第6章第4節でお話したように「F」の音が「P」になったり、「ア」と「エ」の中間音が「エ」と発音されたり、「ア」と「オ」の中間音が「オ」に聞こえたりします。

それだけならまだ許容範囲なのですが、パッチムがかなりの厄介者です。「NG」の音は、韓国人は「NG(パッチムの)」で発音しているつもりなのですが、日本人には「ング」ではなく「ン」に聞こえてしまいます。また、英語等の語末の「K」「T」「P」を韓国語のパッチム風に発音してしまうので、子音で終わる発音に慣れていない日本人には何の音も聞こえません。更には、韓国語には清音・濁音の区別がないため、語頭の濁音は清音になってしまいます。

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