好きな人の心が一番素敵な家だと思います。(ユジン)
 (サランハヌン サラメゲヌン ソロエ マウミ チェイル チョウン チビジャナヨ。)
前回の続きです。
  は  (サランハダ)「愛する」の現在連体形です。ドラマや歌詞ではとにかくよく出てくる単語です。絶対に覚えましょう。
(サラム)は「人」です。それから、 (エゲ)もどこかで解説した記憶がありますが念のため言うと、助詞「〜に」で、前の名詞が人間の時に使います。 は助詞「〜は」なので、  で「〜には」となります。そのまま繋げばいいのですから簡単ですね。
 (ソロ)は、ここでは「互い」という名詞で使われています。この単語は「お互いに」と、副詞として使うこともできます。ちょっと文法的な説明になってしまいました、すみません。構わず次へ進みましょう。 は助詞「〜の」で、「エ」と発音します。これは特殊な発音のでそのまま覚えてください。
 (マウム)もドラマや歌詞でよく出てきますね。「心」です。 は子音で終わる名詞の後につく助詞「〜が」ですね。 (チェイル)は「第一」の韓読で、意味は「一番」です。完全な冬ソナ的余談ですが、春川第一高校の「第一」も同じく「チェイル」と発音します。
 は「良い」という形容詞 (チョッタ)の現在連体形です。「好き」と訳す場合もありますが、ここでは「良い」という意味で使われています。
は、少しずつ分解して考えましょう。まず、 (チッ)は「家」、そこに 「〜だ」がついて  で「家だ」となります。これに否定形の (チ アンタ)がつき、  「家ではない」。更に丁寧語 が繋がって、最後に の部分を縮約させると ができあがります。ちょっと急ぎすぎたような気もしますが、理解していただけましたか?否定形がわからない方は「ポラリスは絶対動かない」の解説をご覧ください。
全体を直訳すると「愛する人にはお互いの心が一番良い家じゃないですか」ですね。韓国語の は口調によって「〜です・ます」にも「〜ですか?・ますか?」にもなります。日本語でも相手の同意を求める時にあえて否定形を使うことがありますよね。この文末では、そういうニュアンスで使われています。
以上です。リクエストありがとうございました。
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