形としての家はどうでもいいんです。(ユジン)
(ウェヨンジョギン チブン ムンジェガ アンデンダゴ パヨ。)
このシーン、印象に残っている方も多いと思います。
  (ウェヨンジョッ)は「外形的」の韓国読みなので、    で「外形的だ」ですね。台詞ではその連体形になっています。
(チッ)は「家」です。 は助詞「〜は」。 (ムンジェ)は「問題」の韓国読み、 は助詞「〜が」、日本語と同じですね。
  (アンデンダ)の は否定を表す単語です。たしか以前に、英語の接頭語"un"に似ているという無理やりな覚え方で説明しましたね。  は、「なる」という意味の の語幹 に、「〜と(〜なのだと)」を意味する  (ンダゴ)がついたものです。つまり、   で「ならないと」と訳せますね。
続いて、 (パヨ)は、 (見る)の語幹 に (〜ます)がついた形で一般的には「見ます」と訳しますが、 には「思う」という意味もあるので、ここでは「思います」と訳します。   「〜と思います」をひとまとめにして覚えておけば便利でしょう。
全体を直訳すると「外形的な家は問題にならないと思います」ですね。ひとつだけ補足しておくと、「〜になる」は韓国語では「〜がなる」と言います。このような助詞の使い方の微妙な違いはよく見られます。「車に乗る」は韓国語では「車を乗る」というし、「人に会う」は「人を会う」と言ったりします。話がそれてきたようなので今回はこのあたりで終わりましょう。
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