ハングル講座(韓国語講座)初級編|勉強サイト


補足 韓国語の動詞の活用

補足0-1. 文章を書くとき [1]

ハンダ体というのは韓国の文語体で、書き言葉として使われます。日本語で言うところの「だ・である調」です。「ハンダ」とは「する」という意味の動詞하다の書き言葉、한다(ハンダ)のことです。

「한다」を原形の「하다」と比べると、「하」にパッチムの「ㄴ」がついていますね。しかし韓国語の文法では、「ㄴ」を付け足すと考えるのではなく、原形から「다」を引いて「ㄴ다」を付け足す、とみなします。…まあ、結果は同じなんですが、語幹というものを考えるうえで、その方が都合が良いのです。

語幹とは、活用しても変化しない部分です。まわりくどい言い方になりますが、原形から「다」を引いたものが語幹です。つまり、「하다」の語幹は「하」ということになります。ハンダ体(書き言葉)にするには、語幹に「ㄴ다」を足します。

하다(原形)- 다 = 하(語幹)…(1)
하(語幹)+ ㄴ다 = 한다(ハンダ体)…(2)

と、厳密に見れば2段階になっています。(1)と(2)の両辺を足し算すると「하(語幹)」が相殺されて(数学アレルギーの方は結果だけ見てください^^;)

하다(原形)- 다 + ㄴ다 = 한다(ハンダ体)

となります。これがハンダ体の作り方です。他の動詞でも練習してみましょう。

「가다」(行く)なら 가다 - 다 + ㄴ다 = 간다
「보다」(見る)なら 보다 - 다 + ㄴ다 = 본다

これだけなら、さほど難しくないですね?しかし、ここでひとつ疑問をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。

「語幹がパッチムで終わってたらどうするの?」

鋭いツッコミです。例えば「食べる」という意味の「먹다」。

먹다 - 다 + ㄴ다 = 먹ㄴ다 ??

あれ?変なことになりますね?それについては次のページでお話しましょう。

韓国語単語帳bot Facebookページ
韓国語単語帳bot on Twitter

韓国語単語帳bot Facebookページ
韓国語単語帳bot on Twitter