ハングル講座(韓国語講座)初級編|勉強サイト


おまけ 韓国語なんでもQ&A

Q-6.反切表に載ってないハングルがあるのはなぜですか?

すっかり韓流から遠ざかってしまった管理人ですが…先日、下記のようなご質問をいただきました。同じような疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますので簡単にまとめておきます。

Q. 「APRILというグループの表記について、ハングルでは“에이프릴”とつづりますが、最後の一文字だけ反切表に載っていないのはなぜですか?」

A. 反切表にはすべてのハングルが書かれているわけではありません。ポイントは、韓国語には子音で終わる文字があることです。(ハングルの読み方の章を参考にしてください)

反切表に載っているのは母音で終わる(=パッチムのない)文字だけです。パッチムのある文字(子音+母音+子音の形、または子音+母音+子音+子音の形)まで全部入れると、日本語の50音とは訳が違って膨大な数になるので、一覧するには向いていません。

APRILの例で言うと、たまたま最初の3文字がパッチムがなかったのでRILの部分が特殊な文字に思われるかもしれませんが、実際に使われるハングルの中には反切表に載っていない文字はたくさん出てきます。

反切表は、文字の順番(日本語でいう、あいうえお順)を見るための表だというぐらいに思っておくと良いでしょう。

余談になりますが、特に漢字語になると子音で終わる(=反切表に載っていない)文字が多い傾向にあります。逆に言うと、APRILのような外来語を表記する場合は子音+母音の形のハングルが多く、この例ではたまたま4文字中3文字が反切表に載っていたわけですね。

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