Q0. 日本の人名・地名をハングル表記するにはどうすればよいのでしょうか
Q1. 尊敬語と仲間同士のラフな言葉に違いがありすぎて教材で勉強しても聞き取れません。[1] [2] ≪現在のページ
Q2. 管理人氏はどうやって韓国語を学習したの?[1] [2]
・代名詞(主語)
主語にも違いがあります。丁寧に話すとき、自分のことは「私は~」なら「~」を使いますが、仲間同士では「(俺は)~」と言います。便宜上カッコ内に「俺は」と訳を入れておきましたが、この単語は男女ともに使います。更に、パンマルに限らず、話し言葉では代名詞と助詞が短縮される傾向にあり、「」を「」と言うことがしばしばあります。また、相手のことはパンマルでは「(お前)」を使い、「お前は」は「」ですが、短縮されて「」と発音することが多いようです。
この短縮される現象は「(これ)」「(それ)」「(あれ)」などでも見られます。これらの場合「」のパッチム「」が省略され、それぞれ「」「」「」になり、更にそこに助詞が付いて「(これは)」「(それは)」「(あれは)」のようになります。なぜこのような現象が起こるかと考えてみると、その方が発音が楽なためでしょう。日本語で「これは・・・だ」を「こりゃ・・・だ」と言うのと同じようなものだと思ってください。また、助詞「/(~を)」が付いたときも同様に「(これを)」「(それを)」「(あれを)」と言ったりもします。上では触れませんでしたが「」や「」の場合も同様に「(俺を)」「(お前を)」と発音することがあります。
・語尾
語尾に関しては本講座第7章と重複する部分もありますが、パンマル独特の語尾もありますのでもう一度見ておきましょう。第7章第1節の(1)~(8)で紹介した語尾は、(6)の「~(~しましょう)」を除いて、丁寧な言い方のときは語尾の後に「」が付きますが、パンマルでは何も付きません。
(6)の「」はひとかたまりで丁寧な表現になっているので、この単語をパンマルにすることはできませんが、その代わり「~(~しよう)」という語尾があります。「~」は逆にパンマル専用の単語で、これに丁寧な「」を付けることはできません。また、疑問の意を表す「~?(~か?)」という語尾もよく出てくるので覚えておくとドラマなどの聞き取りに役立つかもしれません。これもパンマル専用の語尾です。
ここで紹介したものはかなり使用頻度の高い表現ばかりです。この辺りを覚えれば韓国人同士の会話を盗み聞き(?)することができるかもしれませんね(笑)
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はじめに 日本人にとって一番簡単な外国語
第0章 ハングルってなに?
第1章 日本でも韓国でも発音が同じ単語
第2章 日韓文法の共通点
第3章 ハングルの読み方
第4章 超基本単語
第5章 簡単な会話
第6章 日韓漢字変換法則
第7章 文章を組み立てよう
第8章 実践練習
第9章 おわりに
おまけ 韓国語なんでもQ&A
コラム 日本におけるハングルの諸事情
トップページ ハングル講座~韓国語を学ぼう~