ハングル講座(韓国語講座)初級編|勉強サイト


第8章 実践練習

8-1.韓国の天気予報 [4]

は漢字ではありません。しかし、表13の「雲多し」の「」に形が似ていますよね。先ほどの、最後のを取ってを付ければ形容詞や動詞の原形になるという話はまだ頭に残っていますか?少し細かい話をするので、忘れていればもう一度上に戻って読み直してください。何が言いたいかというと、に変えると「雲多い」という形容詞的な言葉になります。そこに語尾の「~(して)」がついて(雲多くて)という形になっているのです。

「にわか雨」はすでに日本語になっているので飛ばして、を考えましょう。漢字変換法則にないパターンの部分はそのまま置いておいて変換できる部分だけを変換すると、候補の一例として「こうすかくりゅつ」のようになりますよね。前後関係を見ると「にわか雨(こうすかくりゅつ 40%~60%)」なので、もうお分かりですよね。「」は「降水確率」です。

また漢字でない単語がいくつか出てくるので、少し飛ばして「昼」の後、の漢字変換を試みましょう。「」は候補がたくさんあり過ぎるので、例によってそのままにしておきましょう。あとはパターン通りに変換できると思います。素直に変換すると「ちゃいこきおん」となりますよね。天気の話をしているのですから「きおん」は「気温」だと想像がつくでしょう。「ちゃいこ」も、その前に「昼」という単語があるのでなんとなく推測できるでしょうか。答えは「最高」です。つまり、全体で「最高気温」です。そのまま「昼」と「最高気温」を繋げると「昼最高気温」になってしまいますが、韓国語では助詞の「~の」を省略することが多いため、直訳するとこのように変な日本語になってしまうのです。それを考慮してきちんと訳すと「昼の最高気温」となります。

29、34という数字の後の「」は簡単ですよね。これは「度」です。発音も似ているのですぐに分かるでしょう。次のは何度か変換候補をつぶやいているとひらめくかもしれません。「29度から34度の"ふんぽ"で…」「29度から34度の"ぷんぽ"で…」「29度から34度の"ぶんぽ"で…」・・・変換法則通りではありませんが、答えは「29度から34度の"分布"で…」です。少し本題からはずれますが「」「」の母音が「お」に変換され、「」の母音が「う」に変換されるように、「お」と「う」の音が入れ替わる現象がしばしば見られます。第3章第1節で韓国語の母音の発音について述べましたが、その時に「」は「お」に近い「う」の音、「」は「う」に近い「お」の音、と説明しましたよね。つまり、「」と「」は音が近いために、変換法則通りに変換されず、度々「お」と「う」が入れ替わってしまうものと考えられます。

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