2. 母音編 (2)パッチムが「N,M,R,P」の場合 [1] [2]
4. 子音編 [1] [2] [3] [4] [5] ≪現在のページ
また「隠れ」だけでなく「隠れ
」も存在します。元々の「
+陰母音」もやはり嫌われ者なので、単語の頭にこれが来ると「
+陰母音」に変わってしまうのです。つまり「
+陰母音」の場合は「ア行・カ行・ガ行」以外に、「隠れ
・隠れ
」の可能性も考えなければならないということです。この話をすると非常に複雑そうに見えますね。しかし、実際には「隠れ
・隠れ
」はそれほど多くなく、大部分は「本物の
」です。「隠れ
」に出くわす可能性はあまり高くないので、表10ではあえて省いておきましたが、具体例としては「
(インジョン)」=「認定」「
(ヨンソ)」=「燃焼」などです。
次に、1段目の一番右の(ぱ/ば)ですが、先ほど母音のところでお話した「いつ」と「いち」のように、同じ漢字でも日本語に2通り以上の読み方があるからです。「一泊」は「いっぱく」で「二泊」は「にはく」と読みますよね。場合によって「は」だったり「ば」だったり「ぱ」だったりするということです。
のところの(わ)は、母音の解説の時に「つじつまを合わせる」と述べた部分です。普段は
→カ行/ガ行ですが、母音が
のとき、すなわち「
」という音のときだけ稀に「わ」に変わることがあります。そういう意味です。この場合はこうなる、なんて細かく言っていたら「変換法則」とは呼べませんかね?まあ、これぐらいの例外は許してやってください。
ここまではそれなりにヘリクツをつけて覚えることができますが、説明するのが難しいものもあります。表10の2段目の右二つの,
,
のことですが、このあたりになると、母音の影響も考えなければならなかったりします。細かく場合分けして説明するとかえってややこしくなるので、単に発音が近いから、と思うに留めておいて、あとは慣れておぼえてください。ここで変にこだわるよりは、次の章へ進む方が得だと思います。(またもや逃げ作戦?笑)
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はじめに 日本人にとって一番簡単な外国語
第0章 ハングルってなに?
第1章 日本でも韓国でも発音が同じ単語
第2章 日韓文法の共通点
第3章 ハングルの読み方
第4章 超基本単語
第5章 簡単な会話
第6章 日韓漢字変換法則
第7章 文章を組み立てよう
第8章 実践練習
第9章 おわりに
おまけ 韓国語なんでもQ&A
コラム 日本におけるハングルの諸事情
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