第3節で少しは休憩できたでしょうか。できなかった方は、このあたりで一度頭を休めましょう。次は未来形についてお話しするので、ここまでのところを頭の中を整理しておきましょう。この節の題、「よく食べます」は韓国語の「いただきます」です。「よく」は「(チャル)」、「食べる」は「
(モッタ)」です。ここで皆さんは、「
」で「よく食べる」なのだから、「よく食べます」は、丁寧の語尾「
(スムニダ)」をつけて「
」と言えば良いのだろうと思われたかもしれません。よく思いつきましたね。しかし、残念ながら少し足りない部分があります。
この場面では、「これから食べます」と、今から動作を行うということを伝えたいのです。そこで日本語にはない未来形を表す単語「(ケッ)」を使って表します。未来形の作り方は過去形の場合と似ていて、見た目上は動詞の語末の「
」の前に「
」を入れれば良いのです。つまり「いただきます」は「
(チャル モッケッスムニダ)」になります。また、「ご馳走様でした」は韓国では「よく食べました」と言い、これは過去形を使って「
(チャル モゴッスムニダ)」となります。
過去形、未来形だけでも大変なのに挨拶も同時に覚えるのはちょっとつらいですね。このあたりでやめて、次は得した気分になるお話にしましょう。
同じ章のページ
4. よく食べます、よく食べました ≪現在のページ
サイトメニュー
はじめに 日本人にとって一番簡単な外国語
第0章 ハングルってなに?
第1章 日本でも韓国でも発音が同じ単語
第2章 日韓文法の共通点
第3章 ハングルの読み方
第4章 超基本単語
第5章 簡単な会話
第6章 日韓漢字変換法則
第7章 文章を組み立てよう
第8章 実践練習
第9章 おわりに
おまけ 韓国語なんでもQ&A
コラム 日本におけるハングルの諸事情
トップページ ハングル講座~韓国語を学ぼう~