第2節はちょっと深入りし過ぎたかもしれません。皆さん、かなりお疲れでしょうから次は簡単な「ありがとうございます」と「すみません」を覚えましょう。「ありがとうございます」はもうご存知の通り「(カムサハムニダ)」です。「
(カムサ)」は「感謝」の韓読、「
(ハムニダ)」は「します」ですね。日本語では「ありがとうございました」と過去形で言うこともありますが、韓国語では「感謝しました」とは言いません。常に「
(感謝します)」でいいのです。
謝るときは、「(ミアナムニダ)」と言います。「
(ミアン)」は漢字で書くと「未安」です。日本語の音読みと同じ発音ですね。「悪く思って未だ心が安らかでない」という意味でしょう。
の単語の意味は、「済まない・気の毒だ」などと辞書には載っています。これに「
」をつけると、形容動詞的な「未安だ」という形になります。また、発音は未安の
とハムニダの
が重なって
の音が弱くなり、「ナ」と聞こえる場合が多いようです。
は「すみません・ごめんなさい」ぐらいのニュアンスですが、「申し訳ございません」と、かなり深く謝罪する時は「
(チェソンハムニダ)」といいます。「
(チェソン)」は「罪悚」という漢字の韓読で、意味は
で「恐れ多くてすまない・迷惑をかけてすまない」です。ちょっと見慣れない漢字かもしれませんね。覚えることが多すぎて、もう嫌になりましたか?絶対にこの言葉を使うような失敗はしないという自信のある方は覚えなくても良い(?)でしょう。
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はじめに 日本人にとって一番簡単な外国語
第0章 ハングルってなに?
第1章 日本でも韓国でも発音が同じ単語
第2章 日韓文法の共通点
第3章 ハングルの読み方
第4章 超基本単語
第5章 簡単な会話
第6章 日韓漢字変換法則
第7章 文章を組み立てよう
第8章 実践練習
第9章 おわりに
おまけ 韓国語なんでもQ&A
コラム 日本におけるハングルの諸事情
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