ハングル講座(韓国語講座)初級編|勉強サイト


第5章 簡単な会話

5-3. お礼と謝罪

第2節はちょっと深入りし過ぎたかもしれません。皆さん、かなりお疲れでしょうから次は簡単な「ありがとうございます」と「すみません」を覚えましょう。「ありがとうございます」はもうご存知の通り「(カムサハムニダ)」です。「(カムサ)」は「感謝」の韓読、「(ハムニダ)」は「します」ですね。日本語では「ありがとうございました」と過去形で言うこともありますが、韓国語では「感謝しました」とは言いません。常に「(感謝します)」でいいのです。

謝るときは、「(ミアナムニダ)」と言います。「(ミアン)」は漢字で書くと「未安」です。日本語の音読みと同じ発音ですね。「悪く思って未だ心が安らかでない」という意味でしょう。の単語の意味は、「済まない・気の毒だ」などと辞書には載っています。これに「」をつけると、形容動詞的な「未安だ」という形になります。また、発音は未安のとハムニダのが重なっての音が弱くなり、「ナ」と聞こえる場合が多いようです。

は「すみません・ごめんなさい」ぐらいのニュアンスですが、「申し訳ございません」と、かなり深く謝罪する時は「(チェソンハムニダ)」といいます。「(チェソン)」は「罪悚」という漢字の韓読で、意味はで「恐れ多くてすまない・迷惑をかけてすまない」です。ちょっと見慣れない漢字かもしれませんね。覚えることが多すぎて、もう嫌になりましたか?絶対にこの言葉を使うような失敗はしないという自信のある方は覚えなくても良い(?)でしょう。

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