ハングル講座(韓国語講座)初級編|勉強サイト


第5章 簡単な会話

5-1.挨拶に必要な最低限の文法

文法的な内容はできるだけ避けたいのですが、何も知らずに話を進めるのはさすがに無理があるので、動詞の活用について簡潔にまとめておきます。韓国語の動詞は日本語と活用の仕方が違うので、日本語の文法とは切り離して1つずつ理解してください。

動詞・形容詞などの用言を「~ます・~です」と、活用させるときは、(ムニダ)/(スムニダ)に置き換えるというのは前章で説明しましたね。しかし用言の活用形は、これだけではなく「(アヨ)/(オヨ)」という語尾があります。日本語にするとと同じく「~ます・~です」と訳されますが、少しくだけた親しみのこもった言い方です。この語尾もと同じようにに置き換えれば良いのですが、違う点が一つあります。は語幹の最後がパッチムで終わっているかどうかは関係ありません。を使うかを使うかは直前の母音の種類によるのです。表8を見ればお分かりのように、語幹の母音とが結合して1文字になっているものがありますね。このあたりは真面目に解説すると面倒なので省略します。また、「する」は不規則変化でになりますが、よく使うのでついでに覚えておきましょう。

前節の(シムニカ)と(セヨ)の違いもこれと同じで、アンニョンハシムニカは堅くて丁寧な挨拶、アンニョンハセヨは柔らかい挨拶なのです。

表8.丁寧語尾のつけ方
丁寧語尾のつけ方
(表クリックで別窓拡大表示)

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