ハングル講座(韓国語講座)初級編|勉強サイト


第4章 超基本単語

4-2.~だ・~ではない、ある・ない、する・させる・される [1]

第0節、第1節をご覧になった皆さんは「主語+助詞」あるいは「目的語+助詞」までは組み立てることができることと思います。とすると、あと動詞を付け加えると一応、文章ができあがりますね。まず、「~だ」からはじめましょう。これはなんと(!)韓国語でも「~(ダ)」なのです。突然かつ不自然な例文ですが「鶴だ。」と韓国語で言ってみましょう。鶴は(トゥルミ)です。少し日本語と音が似ていますね。そして「~だ」はそのまま「~ダ」なので「.(トゥルミダ)」となります。簡単ですね。ただ、パッチムの後に「~だ」がつく場合は「(イダ)」となります。「この部分だ。」(部分=:プブン)と韓国語で言うと「 .(イ プブニダ)」となります。本当は「(イダ)」の方がもとの形で、母音の後に「イダ」が来ると(イ)が省略されて「(ダ)」になる、という説明が文法的には正しいようです。一応そのことも頭に入れておきましょう。

次に「~ではない」をやりましょう。「~では ない」の「ない」の部分は「(アニダ)」と言います。「アニダ」を分解してみましょう。「(アン)+(イダ)」ですね。後ろの「イダ」はさっきの「~だ」です。そして、前の「アン」は否定を表す単語です。これを聞いて英語の"un"を連想された方も多いのではないでしょうか?まさか英語と関係があるとは思えませんが覚えやすいですね。「~ではない」と言うには「~では」という助詞が必要ですが、韓国語では「~が ない」という言い方をするのです。つまり「~」です。これも例文を作って練習しましょう。またしても変な例ですが、南北軍事境界線の統一展望台に行って北側を眺めたつもりになって「あそこは韓国ではない。」と言ってみましょう(政治的な意図は何もありません)。「あそこ」は「(チョギ)」、「~は」は「(ヌン)」でしたね。韓国は「(ハングク)」です。「 .(チョギヌン ハングギ アニダ)」となります。なぜ「~では ない」ではなく「~が ない」なのかと言われてもどうにも説明できません。日本語に似ていてもやはり方言ではなく外国語なのです。外国語である限りは外国語として学びましょう。

「ある・ない」あるいは「いる・いない」も使用頻度が高いですね。「ある」または「いる」は「(イッタ)」、「ない」または「いない」は「(オプタ)」です。韓国語では「ある・ない」も「いる・いない」も「イッタ・オプタ」の一通りで言い表します。もうそろそろ気がつかれたでしょうか?日本語の動詞は「ウ段」で終わり、形容詞はイ段で終わりますが、韓国語の用言(動詞、形容詞など)はすべて「」で終わります。「~する」も「」で終わり、「(ハダ)」と言います。この「~する」を知っておくと非常に便利です。後ほどお話しますが漢字単語を覚えてしまえば、いや、覚えていなくても「読書する」「食事する」「運動する」・・・など、「~する」という韓国語が簡単に作れてしまうのです。使役の「~させる」は「(シキダ)」です。これも漢字単語が出てきた時に練習しましょう。最後に、「される」ですが、特別な単語を除いて、韓国語には受け身の表現がありません。そのため、韓国語で「~される」と言うのは難しいのです。ここでは受け身の話はやめておきましょう。

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