ハングル講座(韓国語講座)初級編|勉強サイト


第2章 日韓文法の共通点

2-2. 実際に見比べましょう(2)

どうなりましたか?そう、最初から順に日本語を韓国語に入れ替えていけば良いのです。あえて答えを丁寧に解説してみましょう。

まず、文章を単語ごとに分解しましょう。

「私・は・昨日・大邱・に・いる・友達・に・電話・を・かけた」

なんか中学校で国語の時間にやった文法問題みたいですね。国語の授業なら「かけた」は2単語に分けなさい、と言われますが、上で述べた通りここではそのまま放置しておきましょう。触らぬ髪に抜け毛なし、です(?)。で、分解した単語を韓国語に置き換えましょう。

「ちょぬんおじぇてぐえいんぬんちんぐえげちょーなるるころった」

はい、これで完成です。しかしこれではファミコン時代のゲームのパスワードみたいですね。もちろん実際はこれをハングルで書かなければならないのですが、それは次章でのお話なので、とりあえず雰囲気だけ味わうために何の説明も無くハングルに直してみます。

ハングルで表すと…

ところどころスペースが空いているのがわかると思います。実はハングルはこのように文節ごと(大まかに言って)で区切って書かれるのです。ハングルは平仮名や片仮名のようなものだと言いましたが、これをもし区切らずに書くとパスワードの韓国語版のようなことになって非常に読みづらいでしょう。それに「ココデハキモノヲヌイデクダサイ」みたいなことになる可能性もあります。短気なことで有名な(?)韓国人がそんな事を許しておくはずがありませんね(笑)。

韓訳はだいたいこんな感じですが、いかがですか?日本語と韓国語の近さを実感していただけましたか?文法がほとんど一緒なので単語を覚えれば何も考えなくても(それは少し言い過ぎか…)、文章が作れてしまいますね。

これだけでも充分得した気分になりますが、まだおまけがあります。例文で出てきた「かける」という単語、実は「電話をかける」以外にも、「鍵をかける」、「壁にかける」、「望みをかける」、「命をかける」などという時にも使えます。どれを「かけた」時でも「ころった」と言っておけば良いのです。ほとんど日本語の感覚でいけますね。ちなみに原形の「かける」は「こるだ」と言いますが、またそのうち出てくると思うので今は覚える必要はありませんよ。

さて、前置きはこれぐらいにしておいてハングルの読み方に入りましょう。

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