ポラリスを探して自習室2>冬のソナタ第10話 『決断』

私あなたにはあやまりません。愛してます。(ユジン)

(ナ ハナド ミアナジ アナヨ。 サランハムニダ。)

 チェ・ジウさんの印象に残る台詞、これで完結です。はさすがに覚えましたね?「私」ですよ。 (ハナ)は以前にも触れた記憶がありますが「ひとつ」です。(ド)は助詞「〜も」ですから(韓国語講座第4章・第1節参照)、(ハナド)で「ひとつも」。

  (ミアナジ アナヨ)は、 (ミアナジ アンタ)に「〜です・〜ます」にあたるがついたものです。 は今までに出てきた単語の組み合わせですね。前々回勉強した(ミアナダ)と、第2話で勉強した (チ アンタ)に分けられるので直訳は「済まなくない・済まないと思わない」、すなわち「謝らない」ですね。

 (サランハムニダ)はもう解説の必要もないでしょうが、念のために書いておくことにします。が「愛」。は、名詞について動詞化する語尾「〜する」の語幹に「〜ます」がついた形です。全体で「愛します」ですが、日本語的に訳せば「愛してます」になるでしょう。

 最後に今回の全文を直訳しておきましょう。「私、ひとつも済まないと思いません。愛してます。」