(使用機材) SONY α700 + Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA (SAL1680Z)
10日目 東海→三陟→東海(後編4)
批判はさておき、やはり、だいぶ疲れたようだ。帰りのバスの中で寝てしまった。気がつくと、どこを走っているのか分からない。もしや、行き過ぎたか?キョロキョロと周囲の街並みを観察していると、運転手が
「さっき郵便局前で降りるっておっしゃいませんでしたか?」
「そうですけど・・・もしかして、もう通り過ぎましたか?」
「…??…この街は初めてですか?」
なに、地元の人間だと思われていたのか?(汗) 初めても何も、海外から遊びに来ただけだ。
「初めてです。」
「ひょっとして、韓国人じゃないんですか?」
やっぱり、分かってなかったか…。
「違います(T-T)」
「どちらから来られたんですか?」
いや、今はそんな事どうでもいいはずなんだが…(汗)
「日本ですよ。」
すると、乗客の見知らぬおばあさんまで同調して
「ああ、日本から…」
更に運転手が付け足す。
「それならそうと早く言わなきゃダメでしょ。」
まさか今まで気づいていなかったとは…(^^;。むぅ…バスに限っては、よそ者であることをあらかじめ知らせておいたほうが無難か。
「あっ、ちょうど反対車線から渓谷行きのバスが来たので、あれに乗り換えてください。あれなら直接渓谷まで行きますよ。」
「あっ、あれですか。ありがとござぃます!」
バス停でもないところでドアを開けてもらうなり、信号も歩道も無いところをダッシュで渡って、向かい側から来たバスの前を手で遮りつつ走り抜け、慌てて渓谷行きのバスに駆け込んだ。ふぅ…助かった。・・・にしても、いつの間にやら韓国流の行動が身についてしまったようですな。
旅行記後半
12.東海4 後
13.東海→三陟→東海 前
14.東海→三陟→東海 後
15.東海→江陵 前
16.東海→江陵 後
17.江陵
18.江陵→慶州 前
19.江陵→慶州 後
20.慶州→釜山 前
21.慶州→釜山 後
22.釜山→日本海上
23.日本海上→関西
終.おわりに
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