春川

見渡すかぎり、ほとんどすべてがタッカルビ専門店。どこに入ろうか迷う…


写真

(使用機材) SONY α700 + Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA (SAL1680Z)


7日目 東海(前編2)

希望的予測と言えば、地元のオヤジの発言が当てにならないのは日韓共通のようだ。東海についた日の夜、夜食を買いに個人スーパーへ行ったのだが、そこの店主に世間話的に振ってみた。

「日の出を撮りに来たんですが、明日の天気ご存知ですか?」
 「分からんけど、大丈夫だろうよ。」

地元人の長年の経験による勘かと僅かに期待したのだが、結果は霧だった。さらには旅館のオヤジ。今朝また世間話的に

「今日は雨ですけど、明日の天気はどうなんでしょうねぇ…。」
 「今日これだけ雨が降るんなら明日は晴れるんでねーか?」

もう少し科学的に話を進められんのか…ヾ(--;。例の超韓国的な旅館の婆さんや食堂のおばちゃんは、天気が良くないみたいだし、どうかねぇ…という感じなのだが、国境を越えてもこの傾向に大差はない。

またまた話が意味不明な方向に突っ走ろうとしている。全然反省していない証拠か。で、春川へ行った話である。その、地元のオヤジ的な希望的予測がたまたま的中し、春川行きのバスの中から青空が見えてきた。思わず小さくガッツポーズである。

春川・・・ここも懐かしい。前回、1日では飽き足らず、二度に分けて日中ずっと歩き回った。"ハクセン"から"アジョッシ"に呼ばれ方が変わるほど時間が経っても、自分で迷いながら歩いた道は結構記憶に残っていた。東海~春川間はそれなりに距離があるので、朝食をパスしても早く出発するべきだと判断して行動を進めたため、起きてから何も食べていない。当然、バスを降りて即、タッカルビ通り※19へ直行した。

名前の如く、この通りにはタッカルビ専門店が密集している。韓国では、一軒の店が繁盛すると、みんな真似して同業者が集まり、いつの間にか専門店通りができあがると聞いたことがある。その真偽のほどは知らないが、ここも優に2,30軒はある。各々自分の店の特徴をアピールしようと独自の売り文句を掲げているのが面白い。


※19 タッカルビ通り…文字通り、タッカルビ屋が密集している通り。バスターミナルの近くにある。春川の中心地・明洞のタッカルビ横丁の方が有名だが、個人的には前者をお勧めしたい。


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