ハングル講座(韓国語講座)初級編|勉強サイト


コラム 日本におけるハングルの諸事情

1.「ハングル語」は誤用です。

Google の検索欄に“ハングル”と打ち込むと“ハングル語 会話”という候補が出てきます。さらに“ハングル語”と入れてみると“ハングル語講座”や“ハングル語検定”などの候補が出てきますが…それは誤用です!!

そもそも“ハングル”は「偉大なる文字」の意味です。どの程度偉大なのか?という議論はさておき、本来“ハングル”にどこか特定の国を指す意味はありません。

たしかに、第0章で書いたように“韓国語”か“朝鮮語”か…という気遣いがあり、ぼやかして“ハングル”を Korean langueage の意味で象徴的に使いたくなるのは理解できます。ええ、百歩譲ってそれは認めるとしましょう。(当サイトのタイトルもそれに倣っています。)

でも“ハングル語”は受け入れ難い…。

英語のことをアルファベット語って言いますか?ロシア語のことをキリル語、日本語のことをひらがな語って言いますか?“ひらがな講座”は(感性的に)許せても“ひらがな語講座”はないでしょう。…と思うのですが、私の頭が固いだけでしょうか。

もともとの言葉の意味を知った上で慣習的に“ハングル語”と表現するのはともかく、何も知らずに使うのはあまり感心しません。もし韓国人に「私はひらがな語ペラペラですよ(^^)v」などと言われたら、こいつ本当に話せるのだろうかと疑わしくなりますし、場合によってはあまり良くない印象を受けるかもしれません。

無用の誤解を招かないためにも、外国語を学ぶときはその国のことを理解する姿勢を忘れずに取り組みたいものですね。

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