ハングル講座(韓国語講座)初級編|勉強サイト


第8章 実践練習

8-1.韓国の天気予報 [3]

ここからは順番に見ていきましょう。は漢字単語です。ヒントを出すと、この場合に区切られます。漢字単語で1文字と3文字に分かれるパターンは珍しいのですが、とにかく推測してみてください。

お分かりでしょうか。先にから解説しましょう。第6章の漢字変換法則に従うとの変換候補は「たい/だい」、は「へい」、は「よう/きょう/ぎょう」と、たくさんのパターンが出てきてしまいますが、素直に考えればひらめくのではないでしょうか。答えは「太平洋」です。1文字目のは第6章で説明しなかったパターンですね。こういう場合は子音か母音のどちらかだけ、漢字変換法則に従って変換しましょう。子音の「」は第6章第4節の表10の変換法則に書かれていますね。とりあえずは「」なので「ハ行」になります。母音+パッチムの方は変換法則の表に書かれていないので、だいたい「うく」になり、全体で「ふく」近い発音になる、と考えてください。そうすると、その直後の「太平洋」が分かっているので想像がつきませんか?答えは「北(ほく)」です。答えを明かしてからの説明になりますが「」は「おく」に変換されています。日本語では「きたたいへいよう」と、「北」だけ訓読みで発音しますが、韓国語には一通りしか読み方がないのでこのようになるのです。

次の(コギアプ)はいかがでしょうか。漢字変換法則によると…と考える以前に、直感で分かってしまうのではないでしょうか。つまり、今天気予報の話をしていて「北太平洋コギアプの」の「コギアプ」は何だろう、と前後関係から考えるのです。答えは「高気圧」です。発音も近いので見事に見破った方も少なくないと思います。

その次、は一見漢字単語かと思えますが、実は漢字単語ではないので、いくら考えても分かりません。残念ながらそういうこともあります。も漢字単語ではないので飛ばします。ちなみに、どの単語が漢字で、どの単語が漢字でないのかは、ある程度慣れてくれば分かるようになります。漢字かどうか判断できないうちは、全部漢字単語のつもりで漢字変換に挑戦してみれば良いでしょう。漢字変換法則通りに変換しても、どうも前後と意味が繋がらないと感じたら、おそらくこれは漢字単語ではないと判断すれば良いのです。

は漢字単語です。変換できるでしょうか?子音の「」は変換候補が多すぎて、どれに変換すれば良いのか悩みますよね。こういうときは子音はそのまま「チャ行」または「ジャ行」にしておきましょう。そうすれば、母音+パッチムの部分は「」なので「えん」と変換して「」全体で「ちぇん」か「じぇん」になります。「」は先ほどの「」のパターンに似ていますよね。子音は「」→「カ行・ガ行」、母音+パッチムは「」のときのように「おく」と変換すれば良いのかもしれない、と考えましょう。そうすると「こく」か「ごく」ですね。そうすると「ちぇんこく」「ちぇんごく」「じぇんこく」「じぇんごく」…と、変換候補が挙がります。想像はつきましたか?答えは「全国」です。

日本の天気予報でも「明日は全国的に晴れて…」などと言いますよね。天気予報だとどういう単語が使われるのか考えながら漢字単語の推測を行うと正しく変換できる確率も高くなるでしょう。今は第6章の漢字変換法則で紹介しなかったパターンが出てくると難しく感じるかもしれませんが、数をこなしていくと、だんだんと漢字が見えてくるようになります。何度も言いますが、初めから完璧主義にならないでくださいね。

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