ハングル講座(韓国語講座)初級編|勉強サイト


第8章 実践練習

8-0.専門用語と外来語が韓国語解読の鍵 [2]

例を挙げると、「マップ」(map:地図)は「メッ()」、「ラン」(run:走る)は「ロン()」、「ボクシング」(boxing:ボクシング)は「ポクシン()」と聞こえます。日本語の場合を考えてみると分かると思いますが、普段の会話の中で外来語を頻繁に使っています。韓国語でも、使用頻度は日本語ほどではないにせよ、やはり避けて通れないものだと思います。しかし、これを逆手に取ると、"Konglish"に慣れてしまえば、一気に使える単語が増えるということですよね。いろいろなパターンを数多く見ていけば、そのうち慣れてくるので心配はいりません。それに、"Konglish"に慣れると本当の英語の発音まで上手になったような気にもなりますよ。(上手になったような「気がする」だけという説もあるが…)

また例によって少し横道にそれましょう。年配の人が相手なら韓国でも漢字が通じるのはご存知だと思いますが、若い人になると、書くことはできないものの、ある程度の漢字を読むことはできるという人が多いようです。ここから余談が始まるのですが、筆者が韓国人と話をしていて「幾」という漢字はどういう意味か、と聞かれたことがあります。「幾」は英語の"some"だ、と説明したのですが「サム」と"Japanglish"で発音しても全く通じません。何度発音しても通じません。「英語のS・O・M・Eだ」とつづりを言ってやっと通じたのですが、「サム()?そんなアマイ発音じゃダメだよ。ソム()だよ、ソム。」と笑われました(笑)。「ソム」もイギリス人やアメリカ人が聞いたら「そんなアマイ発音じゃダメだよ」と言いそうですが、とにかくそれが"Konglish"なのです。

前置きが長くなってしまいました。要するに、今後どうせ苦労して単語を覚えるなら、自分が関心のある分野の専門用語と外来語を身につけるのが効率的だという話です。ところで、はじめに言っておきますが、いきなり実際に使われている韓国語を訳すのは相当難しいことです。この先を読んであまり理解できなくても、非常に難易度の高いことをしているので、ほんの一部でも分かれば上出来だと思ってください。私も、余談・ダジャレは封印して真面目に(?)解説していきますので、落ち着いてじっくりと読んでみてください。それでは実践練習に入りましょう。

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