ハングル講座(韓国語講座)初級編|勉強サイト


第3章 ハングルの読み方

3-1. 母音はイメージで発音できる? [1]

ハングルは24個の部品で全ての発音を表すことができます。アルファベットが26文字ですから、それよりも2つ少ないことになりますね(しかも大文字、小文字のように2種類を使い分けることもありません)。しかし、実際に覚えなければならない部品の数は40個ぐらいはあります。一体どっちが本当なんだ?とみなさんは不審げに読まれていることでしょうが、そのうち意味がわかってくると思うので今はあまり深く考えないようにしましょう。

さて、24個の部品のうち10個は母音を表す記号です。――え…、10個も母音があるの?やめよかな。――とか、今思いませんでした?やめるのはまだ早いですよ。この節のタイトルに書いたように「母音はイメージで発音できる」のでなんとかなりますよ、きっと…。

まず基本母音字と呼ばれるものから見ていきましょう。基本母音字とは1つの部品だけで表される母音記号のことです。

基本母音字
表1.10個の基本母音字の読み方(表クリックで別窓拡大表示)

話を簡単にする為、子音のない「ア行」で解説します。表1をご覧ください、全ての文字に「○」のような記号が含まれていますが、これは子音が無い事を表す子音記号です。ちょうど「ゼロ」を連想すると覚えやすいでしょう。長い棒と短い棒で表されているのが母音です。「あ、い、う、え、お」の「え」が無いことに気づきましたか?作者の間違いではなく、確かに存在しないのです。でも韓国語に「え」という発音そのものが無いのかというと、そうではありません。このことについては次節で解説します。他に気になるところといえば「や・ゆ・よ」がありますね。ハングルでは「ヤ行」も母音とみなすのです。変な感じがするかもしれませんが、あまり意地を張らないで素直にそういうものだと思ってください。

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